～講話内容～
　人の道を踏み外したら、そこは建築道だった── 二十歳を超えるまで建築に何の興味もなかった男がどうして建築を志し今に至ったか、そしてどこに向かうのか。
自称「流しの建築家」の漂流するサバイバル人生と「建築道」についてお話します。

～プロフィール～
　1973年日本（神奈川県）生まれ。コロンビア大学大学院建築学部GSAPP修了（C.Abrams最優秀都市計画論文賞受賞）後、建築コンサルタント大手のパシフィック・コンサルタンツとCCC（TSUTAYA）グループに在籍し、公共事業から居住・商業系を中心とする不動産プロジェクトまでの幅広い分野で建築・不動産・金融・法務等に総合的に関わるプロジェクトマネジメント経験を積む。
2009年にCHIASMA FACTORY一級建築士事務所を設立して独立し、通常の設計・監理のほか、施工支援、建築・まちづくり・不動産活用等に関するコンサルティング、建築・美術に関する教育・研究・執筆活動等、一般的な設計事務所の枠におさまらない活動を営み、近年はBIM(Building Information Modeling)による建築生産プロセスの革新にも積極的に関わるなど先鋭的な活動を営む。
主な作品として、道後御湯（2018まつやま景観賞大賞）、道後hakuro等の道後エリアにおける宿泊施設、「ASD KonneKt」（松山市・商業施設）、「愛媛県庁TRY ANGLE BASE」（松山市・シェアオフィス）、「スペースごごしま」（松山市・シェアオフィス等）や「工藤省治記念館」（砥部町・ギャラリー）。その他、「ENISHI RESORT VILLA」（台湾・共作・2018ADA新鋭建築奨首奨）「MOTERHEAD」（東京都・住宅）など。